「思い」をコロコロ変えないこと(思いの力~その3)

 さて、「思い」をコロコロ変えていると、叶うはずの「思い」も叶いません。
 なぜでしょうか?

 例えば1枚のキャンバスに絵を描くことを想像してみて下さい。今日はそのキャンバスに、青空と新緑の美しい山々の絵を描き、明日はその上に、広大な海の絵を描き、明後日は更にその上に、高層ビルが立ち並ぶ大都会の絵を描いた、とします。
 さて、キャンバスには、何が描かれたでしょうか?
 そう。グチャグチャな絵です。

 ここでキャンバスを、自分の潜在意識(アラヤ識)と考えてみて下さい。
 「思い」をコロコロ変えていると、先のキャンバスの通り、いつの間にか潜在意識にはグチャグチャな「思い」がインプットされてしまいます。
 潜在意識にインプットされた「思い」が現実化する…とすると、結果、どうなるでしょうか?
 そうです。グチャグチャな人生が展開してしまいます。

 実は、我々の多くがこのようなことをしています。そして、自分の望まない人生を嘆いています。それは自分でインプットした人生だとも知らずに…です。

 さぁ、この状況から脱出しましょう。
 そのためには、自分が本当に求める「思い」を明確にすることです。多少時間をかけてみて下さい。

 もちろん人間は成長と共に求めるもの(思い)が変化します。なので、ずっと一つの同じ思い、という訳にはいかないでしょう。しかし、毎日、毎日、「思い」がコロコロ変わっていては、その「思い」は潜在意識に浸透せず、実現することもないでしょう。

 プロの野球やサッカーの選手は、子供の頃からずっと、そうなることを思い続けてきた人ばかりですよね。

 参考:PSPプログラム、DPMプログラム(by SMI)

2025年1月28日

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